外国語で区別できない「窓が開いている」と「窓があけてある」

吉川 武時
2018年10月5日
「窓が開いている」と「窓が開けてある」の違いはなにか、という質問がある。
それは訳すと、同じになってしまうからである。
 窓が開いている。==窓が自然に開いた結果の状態を表す。
 窓が開けてある。==人が関与した動作の結果の状態を表す。
と説明している。 google翻訳で調べてみよう。
言語自動詞+ている他動詞+てある
日本語窓が開いている。窓が開けてある。
韓国語창문이 열려있다.창문이 열리고있다.
英語The window is open.
イタリア語La finestra è aperta.
ドイツ語Das Fenster ist geöffnet.
フィンランド語Ikkuna on auki.
トルコ語Pencere açık.
タイ語หน้าต่างเปิดอยู่
ロシア語Окно открыто.
韓国語以外は同じである。
日本語のほうが諸外国語より表現が豊かである、というつもりはない。 逆の場合もあるからである。つまり、2通りの言い方があるものが日本語で同じになってしまう例である。 それは英語で言えば、過去形と現在完了である。
I ate it. も I have eaten it. も「私はそれを食べた」と同じ訳になっている。
それで、日本の中学英語では現在完了を「~てしまった」と訳す約束になっているようだ。
  テンスの比較